ども、ピアノ教室管理人です。
前回に引き続き、フリーの画像編集ソフト「JTrim」を使った
写真の明るさや色味の調整方法その2をご紹介したいと思います。
前回はJTrimのガンマ補正で写真全体の明るさを底上げしましたが、
まだ明暗の差が少なくて相変わらず眠い写真のままでした。
今回はその眠さ解消のためにコントラストの調整を行なって、
明暗のクッキリしたハッキリ画質にしていきたいと思います。
前回ガンマ補正を行った後の状態です

ガンマ補正で明るさの底上げを行いましたが、
まだ眠たい画質のままで終わっていました。
画質が眠い原因となっているのは、
写真内の明るい部分と暗い部分の明暗の差が少なくて、
全体的にノッペリしているからですね。
JTrimの明るさ/コントラストで明暗の差をつけましょう

JTrimのメニューから
[カラー(C)] → [明るさ/コントラスト(B)...]をマウスカーソルで選択してください。

▲[明るさ/コントラスト(B)...]を選択
すると・・・

「明るさ/コントラスト」のウインドウが開きます。

▲「明るさ/コントラスト」ウインドウ
コントラストの数値を調整しよう

「明るさ/コントラスト」ウインドウでは
- 明るさ
- コントラスト
という写真の画質に関わる2つの項目を調整することができます。
ですが、今回は上記赤枠のコントラストだけを調整します。
赤枠内にあるスライダーをマウスで動かすか、
あるいは数値を入力してコントラストの調整値を決めていきます。

今回は「30」に設定してみまた。
ちなみに

コントラストのスライダーを左に動かしたり値を小さくすると、
明暗の差がますます少なく、どんどん眠くて灰色がかった写真になります。

またコントラストのスライダーを右に大きく動かし値を大きくすると、
明暗の差がキツくなり、ギラギラした写真になっていきます。

この辺は実際の写真に合わせて、
プレビューを見ながら程よい塩梅に調整してくださいネ。^^

コントラストの値が決まったら「OK」をクリックして決定します。

これでコントラストの調整は完了になります。
元写真と比べてみましょう
ここまでの写真調整の成果を見比べてみましょう。

▲元画像


▲ガンマ補正後


▲ガンマ補正 + コントラスト調整の後
いかがでしょうか?
少し眠さが解消されて、クッキリした写真になっているのではないでしょうか。
さて、この写真ですが、
いかにも「青白い蛍光灯」の下で撮影された感じがしませんか?
青白い照明で撮影された写真は少し冷たく感じるんですよね〜。
(´ヘ`;)ウーム…
というわけで次回はその辺りを調整して、
少し暖か味のある写真にしてみたいと思います。
JTrimでの写真の明るさや色味の調整方法その3 - RGBの調整で暖か味のある写真にへGO!! ^^)/~
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また今回のサンプル写真は「写真素材 足成」さんからお借りしました。